カクンテ!

愛のビッグバン

ラブデリックさんのゲーム『moon』が大好きなひとりです。ごきげんよう

今冬、moonの開発スタッフによる新作が出るらしい。『ストレイチルドレン』。結構前に情報解禁していたらしいんだけど、冬になってから知った。あれ?情弱かな?待ち遠しさを味わうことなくとびきりのお楽しみができてハッピー。

 

それもラブ、これもラブ。ラブって何でしょうね。このmoonというゲームはアンチRPGを謳っていて、見方を変えると正義も悪になりうることを教えてくれます。悪を正すのではなくラブを集めませんか、というRPGです。桃太郎の鬼退治は果たして正しいことだったのか、鬼視点で考えてみようってやつと同じですね。ゲームでいうなら『Undertale』が同じテイストになるかな。

このゲームにおけるラブって「他人への関心」なんじゃないかなと思うんです。基本的には困っている誰かを助けるとラブをもらえるんですが、ある人の誰にも知られたくなかった秘密を暴いてしまった時もラブがもらえるんですよね。どちらにも共通するのが、「相手に興味を持つところから始まっている」ということなんです。だから、ラブというのは相手を知ろうとする気持ちなんだと私は解釈しました。好きの反対は嫌いではなく無関心だしね。ちなみに私は愛のビッグバンまでいけなくて、ラブレベル愛の巨匠でエンディングを迎えました。

f:id:n_project:20231223025220p:image

 

生涯年収より生涯教養

お金よりも教養の方が大事だと思う今日この頃。私個人の価値観に過ぎないのですが、資産の豊かさよりも心の豊かさの方が絶対的に大事だと思います。もちろんお金はあるに越したことないし、ニートの遠吠えに聞こえるかもしれないけど。でもむしろニートになったからこそ気づけたこと。お金に余裕のあった会社員時代よりも今の方が比べちゃいけないほどに幸せです。

遠吠えといえば、犬を使ったことわざや慣用句って犬に失礼なものが多くないですか。間違っても犬の前で犬死なんて言っちゃいけません。

f:id:n_project:20231223025240j:image

 

本題に戻ります。教養があることによって得することを挙げていきますね。

第一に、会話の引き出しが増える。どんな人が相手でも話題に困らないです。楽しく話せます。ただたまに、距離感を勘違いして急激に特別な関係を求めてくる人も現れるので、損することもあります。怖いですよね。

第二に、笑える機会が増える。私はドラゴンボールより先にボボボーボ・ボーボボを知ったんですけどね、DBのパロディがあっても元ネタがわからなくて笑えなかった。でもDBを読んだ後にBBを見るとめっちゃ笑えるんですよね。まあBBを教養といっていいのかはわからないけど。

ざっとこんなもんですかね。具体的に挙げようとすると少ないな。あくまでも私にとってのメリットです。量より質です。教養があっていいことは、楽しいとか面白いとか、ワクワクするとか笑えるとか、ポジティブな感情のもとになること。大げさに言えば生きる理由になることもある。だって、何かの面白さに感動したとき生きていてよかったってなるでしょ。

もちろんそれだけじゃなくて、社会問題を解決する上で役に立ったり、人生の壁にぶち当たったときそこから這いあがるヒントになったりもします。まあ今は難しいことは抜きにして、好きなものや興味あるものだけを知識として蓄積していくので十分です。それだけで大分人生変わる。楽しくなる。ニートな今、好きなことで頭をいっぱいにするのに幸せを感じます。

f:id:n_project:20231223025256p:image

 

便利になるとは、選択肢が増えることだと私は思うんです。昔はバスも電車も通っていなかった地域に、今は電車・バス・車・徒歩という選択肢が並びます。夏には冷房でキンキンに冷えてもいいし、縁側で風鈴と一緒に風に当たるのもいい。教養も同じで、あると便利です。なくても生きていけるけど、あると心を豊かにする選択肢が増える。そして、お金は増やすのに苦労するけど、教養は割と簡単に増えていきます。図書館を利用したり、人と話したり、YouTubeを見たり。お金をかけなくても増やすことができます。プアなニートにはグッドなニュースですね。

 

 

最後に。教養といえば、本村凌二教授の本は本当におすすめ。教養教育のエキスパートでいらっしゃって、先生の文章は気品にあふれ美しく、思わずうっとりします。難しい語彙はそんなに多くないのに上品な言葉遣いで、先生の優しい人柄も伝わってきます。教養って大事だなと改めて思わされる。それに何より、内容がとにかく面白い。読みながらワクワクしてニヤニヤします。読んでみてね。

今回はそんなひとりごとでした。