ハロー

デジタリック→0

ハローときたらキティより先にプロジェクトを思い浮かべるひとりです。ごきげんよう。学生時代、定期的にハロプロの沼にハマっていました。可愛いしキャッチーだし、なにより歌詞の解像度が高いんですよ。一般的な知名度は高くないけど一度聴くとなかなか頭を離れないって曲がたくさんあります。太陽とシスコムーンの『ガタメキラ』とか、メロン記念日の『赤いフリージア』とか、カントリー娘。with紺野・藤本の『浮気なハニーパイ』とか。沼です。ココナッツ娘の『ハレーションサマー』もオススメ。キョロちゃんのアニメOPで流れていたやつですね。つんくさんの心には乙女が住んでいるらしい。ちなみに私はミニモニ。世代で、Berryz工房夏焼雅ちゃんが好きでした。

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℃-uteってグループの『デジタリック→0』って歌があります。スマホSNSに振り回される現代人を風刺している曲です。オフラインにしてリアルを見ようよって。東京ラブストーリーの時代じゃ考えられない事態ですね。携帯電話も普及していなかった時代はすれ違いや待ちぼうけが日常茶飯事だったわけですが、今はSNSの普及によって心のすれ違いが多発しているらしい。もうあべこべです。

でもこれ、他人事じゃないんですよ。私も最近ブログの更新に取り憑かれていました。毎日更新を心掛けていたんですけど、なんか途中から執念に変わっちゃって、あんま楽しめていませんでした。ただのひとりごとなのに。おかしい話です。オフラインにしてリアルを見ないと。そんな℃-uteの『デジタリック→0』はオシャレで可愛くてかっこいいナンバーになっています。是非聴いてみてね。

 

太陽を浴びて

オフラインにしてリアルを見ようってことで、久しぶりにしっかりと太陽を浴びてきました。太陽を浴びるといえば、モーニング娘。の歌で『花が咲く 太陽を浴びて』という曲があります。めっちゃかっこいい曲です。歌詞も流石つんくさんですね、本当に解像度が高い。一生懸命に生きていれば、踏んだり蹴ったりと色んな目に合うけど、自分なりに花はちゃんと咲くんだよって歌です。植物の生命力って凄まじいですからね。

この曲ね、「あんなにずっと一緒だった友人も、会わなくなったらそれはそれ」って歌詞があるんです。ギクッとしますよね。特に理由はないけど会わなくなっていった人たち。仲良かった時を思い出すと切なくなります。でもこれって当然の成り行きなんだと思います。縁にも新陳代謝があるんじゃないかなって。

人って環境が変わるごとに価値観も変わっていきます。だから“仲良かった時のあの子”はもうこの世界にはいないんですよ。それは自分も然り。あの時は波長が合ったけど、今は合わないかもしれない。今はどうか元気でいることを祈って、たまに思い出を愛でるのがちょうどいい。個人的にはそう思います。鴨長明方丈記諸行無常を語っていたし。もちろん、思い出したから会ってみるっていうのもいいと思います。縁があれば再会できるはず。ただ、縁が完全に切れてしまったとしても、落ち込む必要はありません。その分また新しい出会いが舞い込んでくるものです。まさに「会わなくなったらそれはそれ」ですね。

 

 

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最後に。『ミステリと言う勿れ』で整くんが言っていたんですけど、子どもは乾く前のセメントみたいなもので、落ちてきたものの形がそのまま跡に残るんだよって。この考え方に倣うと、私にはハロプロの跡がいっぱい残っています。ハロプロのおかげで地味に語彙力が増えたし、価値観の形成にも影響を受けました。私の心のどこかには、つんくさんが住んでいるってことですね。以上、ひとりごとでした。