イマジネーション2。

実学

ごきげんよう!ひとりです。前回、想像力を育むのに、漫画は重要な役割を担うって話しました。今回はその続きです。私が特に言いたいのは、実学じゃなくても人生の糧になるってこと。

 

大学に行っても実学を学ぶ学部以外はお遊びだって、よく言われますよね。私も思い当たるところがあって、悔しいような納得するような、複雑な気持ちで大学に通っていました。でも、実学とそれ以外の学問をどう捉えるかなんて、結局のところ個人の価値観に過ぎません。これはどんなことにも言えるんですが、正解が一つじゃない問題を、あたかも答えが一つしかないように話す論法があります。これめっちゃ危ない。他の選択肢が間違っているか、あるいは、存在しないと思い込まされてしまいます。断定表現には注意が必要です。ちなみに、論拠として「事実だから」と言う人にも要注意。その人の感想である可能性が高いです。

確かに、実学以外の学問はあまり社会の役には立たないかもしれません。だけど、全くの無意味なわけじゃない。社会というのは、心を持った人間たちで構成されています。なので、社会を動かすにはまず、人間の心に働きかける必要が出てくるわけです。そして、人間の心に働きかける方法は、実学を学ぶだけではなかなか身に付きません。やっぱり、どっかの場面で実学以外の学問も役に立つということです。まあそれっぽいことを言ってみましたが、個人的には、無駄と思えることだったり回り道だったりが人生を豊かにするんだと思っています。私が面白いと思うことの大半は、社会の役に立たないみたい。それでも人生は一度しかないから、自分の好きなように考えて、好きなように勉強して、好きなように生きればいいって思う。

 

そもそもね、学はある方がいいっていうのが一般論だけど、なんで?って聞かれたら答えられないことに最近気づきました。学を必要だって思うなら勉強すればいいし、必要ないって思うなら勉強しなくてもいいんじゃないかって。頭空っぽの方が夢詰め込めるって言いますよね。それに、頑張って良い大学に入って良い企業に就職しても、思いがけずニートになっちゃうことだってあるんです。だからやっぱり、他人の人生に口出しなんて出来ない。一般的に良いとされることでも、それが絶対的な正解とはならないからね。本当に危ない。断定表現には気を付けないと。逆に、ニートになってよかったと思う点は、一般的に良いとされるからって理由で選んできた人生に区切りをつけて、自分の人生を自分の好きなように生きるチャンスが巡ってきたこと。あのままだったら残りの人生、危うく死ぬまでの暇つぶしになっちゃうところでした。

 

 

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最後に。ダックスフントがいっぱいと時々フレンチブルドッグが出てくるYouTubeチャンネルを見つけました。ずっと見てられる。一生分のダックスを見たかもしれません。いっぱい見過ぎて夢にも出てきた。以上、ひとりごとより。