ごきげんよう。ひとりです。進撃の巨人ではアルミンが一番好きです。優しくて勇敢な子です。アルミンは「良い人」って言い方が好きじゃないと言っていました。それは“その人”にとって良い人かどうかなので、みんなにとって良い人なんて存在しないからです。私は「良い人」って言葉を聞くと真っ先にアルミンを思い浮かべます。よく「根は良い人なんだけどねえ」って言うけど、当然です。そんな人でも誰かにとっては良い人なんだし、根っから悪い人間っていうのは希少動物です。でも存在するのは確かなので油断は禁物。
イケメン
ファイナルファンタジーって名作ですよね。まあ私がプレイしたのは９と１０だけなんですけどね。１０は主人公のティーダがマジでイケメン。シンプルにビジュアルがいい。ストーリーも記憶を消してもう一度遊びたいくらい面白いです。あと、映像が綺麗。今から２０年以上も前に発売されたってことが信じられないくらい美しいです。
９もヨーロピアンな世界観がすごく可愛いです。９の主人公ジタンはしっぽが生えています。私は１０を先にプレイしたので、「ティーダの方がイケメンじゃん」とか「しっぽ生えているしなあ」とか考えちゃって、最初はあまりハマれませんでした。でもね、やっていくうちにジタンがだんだんイケメンに見えてくるんですよ。ジタンは心がイケメンなんです。途中からしっぽが見えなくなりましたね。別にしっぽあっても良くない？って。サイヤ人にもあるし。お腹に巻いていましたよね、しっぽ。
ジタンが結構大事なことを言っていました。ビビっていう複雑な生い立ちの子がいて、頭を抱えて悩んでいたんです。そこにジタンが来て、「どんなに悩んでも結局、行動“する”か“しない”かを選ぶことしかできないんだ」って言います。千差万別な悩みに対して出来ることが二通りしかないんだよ？頭を抱えるのは当然だって。でもじゃあ、考えすぎないようにするにはどうしたらいいか。それは、「行動“する”ときと“しない”ときの基準を決めとけばいいんだよ」って言っていました。なるほど！私も基準を決めておこうかな。ちなみにジタンは、自分の手が届く範囲は守りたいって基準を持っているらしい。イケメンですよね。
超バイヤ人
スーパーバイヤ人って読みます。私がたまに使う言葉ですね。この世に存在する邪悪な人間です。根っから悪い人間です。私が超バイヤ人って言うときは必ず「自己愛性人格障害」のことを言っています。自己愛性人格障害って知っていますか。多分、「知っている・会ったことある・もう勘弁」っていう人と、「全然わからない」って人に二分するんじゃないかな。
自己愛性人格障害について調べるとたくさん出てくるので、ここではわかりやすい特徴を私流に２つ紹介しますね。第一に、相手のことを支配したがる。支配するためにまず、相手の存在価値を消滅させる勢いで全てを否定してきます。そして自分の思い通りの言動が期待できないと激昂します。口癖は「自分好みにカスタマイズする」です。第二に、勝ち負けの２択しかない。彼らにとって正しいかどうかより、その場の言い合いに勝つことが重要なんです。相手を言い負かすのが生きる楽しみになっています。論点ずらし、詭弁、ダブルスタンダード、断定表現。これらを強い口調で駆使してきます。ただ、自分が負けそうになると急に体調不良を訴えることも。
ざっとこんな感じです。話すと大体わかる。基本的に話題がネガティブです。悪口とか愚痴とか。信じられませんが、マザーテレサやガンディーの悪口すら言います。あと嘘つきです。その場の言い合いに勝てればいいので平気で嘘をつきます。こんな感じなので、真面目に話しているとだんだん自分がおかしい気がしてくるし、最後はお前が悪いと言われて話が収束します。話すだけ無駄なので、超バイヤ人だとわかったら全力で逃げることをオススメします。
きっとこうして特徴を挙げられてもピンとこない人がたくさんいるんじゃないかな。そうなんですよ。世の中変わっている人はたくさんいます。でも超バイヤ人はホンモノのヤバイ人間。それ故、希少動物なんです。実際に会ってみないとそんな人間がいるなんて信じられないはず。生粋のサイヤ人だって２人しかいないんですよ。サイヤ人を見たことない人は、地球を救ったのがミスターサタンだって本気で信じちゃいます。でも超バイヤ人は実際に会ってみると、全員がマニュアル通りの言動をします。誰かが悪意を持って作り出した人造人間なんじゃないかって思うほど。だから会わないとわからないけど、会えばわかります。教科書で見たやつ！って。
最後に。超バイヤ人は姑息です。ちなみに姑息って「その場しのぎの」って意味なんですよ。私は就活のWebテストで知るまで間違った使い方をしていました。あと、ひろゆきみたいな話し方をしている人にも要注意。彼の話し方はまさに教科書通りです。私が会った超バイヤ人は、ひろゆきを日本の大臣に据えるべきだと憤っていました。ひろゆきはあれがお仕事なので、みんなに求められてああいう話し方をしています。でも身近であの話し方が聞こえてきたら超バイヤ人がいるかもしれないので、警戒しましょう。
以上、ひとりごとでした。
